生活習慣病とは
糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)が代表例です

進行することで脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性もあります。

当クリニックにおける生活習慣病治療の強み
循環器が専門だからこそ、将来を見据えた治療ができます
生活習慣病でお悩みの患者さんは検査や治療方法についてぜひ一度ご相談ください。
生活習慣病の治療における方針
薬に頼りすぎない、まずは食事と運動を中心とした治療から行います

院長から生活習慣のアドバイス
生活習慣病はその名の通り、患者さんの日々の習慣が原因になる一方、その原因を正していくことで改善をめざすことができます。食事と運動におけるアドバイスの一例をお伝えします。
食事
塩分摂取について
塩分の多い食事を続けていると、生活習慣病の中でも、特に高血圧症や心臓病などの発症リスクが高まります。
メリハリをつけ、酢や岩塩を用いるなど工夫しましょう

糖分の摂取について
甘い物は食事のデザートとして食べ、血糖が減る時間をつくりましょう

お米には大切な食物繊維も含まれるため、「食べない」でなく「調整」するようにしましょう

禁煙外来について

禁煙外来では、3ヶ月間に合計5回の診察を行い、ニコチン依存症の治療薬の処方、生活指導などで、禁煙のお手伝いをします。
一度のチャレンジで禁煙出来なかった経験のある人は少なくありません。そうした方も、周囲の人の理解と協力を仰いで、あきらめずに禁煙を目指しましょう。
※当クリニックでは、呼気中一酸化炭素濃度測定器(スモーカーライザー)を導入し、禁煙治療に用いております。
呼気中一酸化炭素濃度測定器:呼気の一酸化炭素濃度を測定する装置で、喫煙者の吐いた息に含まれる一酸化炭素濃度を測定出来ます。喫煙/禁煙の評価に必要ですが、その他に1日に吸うタバコの本数と呼気中の一酸化炭素濃度は相関するので、禁煙継続に対する患者さんの動機づけにも有用です。
初診時に高い数値を示していた患者さんが禁煙導入に成功し、再診時に測定して低値を示すと、タバコの影響が低くなってきたことを自分自身で実感出来るため、禁煙継続の動機づけに効果的です。
健康保険等で受けられる禁煙治療
現在、一定の要件を満たしていれば、禁煙治療に健康保険等が適用されます。
要件を満たさない場合は自費診療となりますが、喫煙を続けた場合の経済的負担と比較しても、治療を受けるメリットは大きいものです。
一度でも禁煙を考えたことのある方もそうでない方も、ぜひ治療をお勧めします。
健康保険等で禁煙治療を受けるための要件
- ニコチン依存症に関するスクリーニングテスト(Tabacco Dependence Screener : TDS)のスコアが5点以上で、ニコチン依存症と診断された人
- 1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上の人(例:25歳から1日15本喫煙している45歳の人なら、15(本)×20(年)=300)
- 直ちに(1ヶ月以内に)禁煙することを希望し、日本循環器学会、日本肺癌学会などによる「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療プログラムについて説明を受け、文書により同意している人
なお、以前健康保険等で禁煙外来を受診されたことがある方で、前回の初診日より1年以内に再度禁煙外来を受診される場合は自費診療となります。
TDS | はい1点 | いいえ0点 |
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問1. 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。 | ||
問2. 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。 | ||
問3. 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。 | ||
問4. 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加) | ||
問5. 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。 | ||
問6. 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。 | ||
問7. タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。 | ||
問8. タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。 | ||
問9. 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。 | ||
問10. タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。 |