生活習慣病でお悩みの患者さんは検査や治療方法についてぜひ一度ご相談ください。
生活習慣病はその名の通り、患者さんの日々の習慣が原因になる一方、その原因を正していくことで改善をめざすことができます。食事と運動におけるアドバイスの一例をお伝えします。
塩分の多い食事を続けていると、生活習慣病の中でも、特に高血圧症や心臓病などの発症リスクが高まります。
禁煙外来では、3ヶ月間に合計5回の診察を行い、ニコチン依存症の治療薬の処方、生活指導などで、禁煙のお手伝いをします。一度のチャレンジで禁煙出来なかった経験のある人は少なくありません。そうした方も、周囲の人の理解と協力を仰いで、あきらめずに禁煙を目指しましょう。※当クリニックでは、呼気中一酸化炭素濃度測定器(スモーカーライザー)を導入し、禁煙治療に用いております。呼気中一酸化炭素濃度測定器:呼気の一酸化炭素濃度を測定する装置で、喫煙者の吐いた息に含まれる一酸化炭素濃度を測定出来ます。喫煙/禁煙の評価に必要ですが、その他に1日に吸うタバコの本数と呼気中の一酸化炭素濃度は相関するので、禁煙継続に対する患者さんの動機づけにも有用です。初診時に高い数値を示していた患者さんが禁煙導入に成功し、再診時に測定して低値を示すと、タバコの影響が低くなってきたことを自分自身で実感出来るため、禁煙継続の動機づけに効果的です。
現在、一定の要件を満たしていれば、禁煙治療に健康保険等が適用されます。要件を満たさない場合は自費診療となりますが、喫煙を続けた場合の経済的負担と比較しても、治療を受けるメリットは大きいものです。一度でも禁煙を考えたことのある方もそうでない方も、ぜひ治療をお勧めします。
なお、以前健康保険等で禁煙外来を受診されたことがある方で、前回の初診日より1年以内に再度禁煙外来を受診される場合は自費診療となります。